ハーレーのホイールとタイヤの種類について
ハーレーに使用するホイールにはいくつかの種類が存在しています。その1つがスポークホイールで、リム部分からホイールの真ん中にスポークという細いワイヤーを張り巡らせたタイプのホイールです。ワイヤー部分は衝撃吸収効果が高く、オフロードや長い距離を走っても運転者に与える負担が少ないというメリットがあります。
さらに最近ではクロームメッキを施したタイプも本場アメリカで登場しており、日本でも販売開始されているので、自身のバイクをよりオシャレにしたいと考えている方にはオススメです。ただし、スポークという点で支えている影響でパンク時の空気抜けが早いことや、スポーク一本一本の整備が必要という点には注意するようにしましょう。
もう一つはキャストホイールで、鋳型で作られたタイプのホイールです。構造がシンプルなため、頑丈で長持ちするというメリットを持っています。そのシンプルさ故に様々なカラーや形状のものが販売されており、自分好みのカスタマイズが行いやすいのも特徴です。スポークホイールと比較すると金属を多く使っており、値段がやや高めになっている点は覚えておきましょう。
ホイールと同様にタイヤも複数の種類があります。
その1つはチューブタイプタイヤです。
タイヤの中にあるインナーライナーというゴムがチューブの代わりを果たしています。インナーライナーの構造によって、釘などを踏んでも簡単にパンクをしないこと、高い放熱効果などを持っているのが特徴です。
逆に簡単にはパンクしないため、空気が抜けていても気づきにくく、しっかりとタイヤの空気圧を点検しなければいけないというデメリットも持っています。
2つ目はホワイトウォールタイヤで、タイヤの側面が白く塗装されているタイヤです。白の部分が少ないとホワイトリボンタイヤと呼ばれることもあります。
側面部分の塗装が違うだけで性能自体は通常のチューブタイヤと同じですから、雰囲気だけを変えたいと思ったときに装着するとグッと印象が変わります。